ここに来て、イオン銀行の業績改善を疑問視する報道が目立つようになりました。
確かに、2009年度第1四半期の最終赤字は、▲42億円!
2007年10月の開業以来の累積赤字は、何と▲384億円にもなっています。
それでも、黒字化していれば希望は持てるのですが、深刻なのは一向に黒字化の目処が立たないということです。
今の体制のままでは、年間約200億円の経費が必要とされているので、年間200億円の収益を稼ぎ出して、やっとトントン。累積赤字解消のためには、それ以上が必要です。
この数字は、果たして実現可能なのでしょうか?
良く比較される「セブン銀行」は、毎年100億円の利益を安定的に稼ぎ出していますが、同じ銀行と言っても全く仕組みが違うのです。
セブン銀行は、1万台を超えるATM網を背景にした、手数料中心のビジネスモデルです。有人店舗が少ないので、コストも少なく、ローコスト堅実経営そのものです。
一方のイオン銀行は、預金に始まり、投信・保険販売と住宅ローンまで、個人向けのフルライン営業を有人店舗で行っていて、高コスト構造となっています。
現在の金融環境で逆算すると、住宅ローン5000億ラインが必要となるとのことですが、8月末での住宅ローン残高は、約1200億円。
今や、銀行間の住宅ローン争奪競争は熾烈を極め、ディスカウント合戦になっています。
つまり、残高を増やすには利下げが必要で、このダンピング合戦に突入すると、目標となるローン残高は高くなるだけです。
つまり、もがけばもがくほど、表面上の数字こそ増えても、苦しさは変わらないというジレンマ。さながら、アリ地獄のようです。
イオン銀行が短期間で黒字化することが大変厳しいことがお分かり頂けたと思います。
さらには、そのイオン銀行を必死で支えるイオン本体の業績悪化が気がかりです。
最悪のシナリオを考えれば、そう遠くない将来、イオン銀行の幕引きもあるかもしれませんね・・・
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浅田真央ちゃん、どうしちゃったんだろう。復活を祈っています!
